現場のリアル | ICT環境構築コラム
会議や講義に合わせた最適ツールの考え方
もしそうお考えなら、少しだけ立ち止まってみてください。数多くの研修や講演、現場の商談・会議を見てきた結論から言うと、「電子黒板を導入したからといって、すべてのシーンが電子黒板1台で完結するわけではない」のが現実です。
どれほど優れたデジタル機器も、現場の使われ方や使い手の行動パターンに合っていなければ、十分な性能を発揮できません。本当に成果が出る環境を作るには、目的や規模に応じたツールの使い分けと、電子黒板×「機動性の高い最新ホワイトボード」の適切な役割分担が不可欠です。
1.目的と規模で決まる「本当に使いやすいツール」の最適解
ツールにはそれぞれ、得意なシチュエーションがあります。すべてを電子黒板1台で解決しようとするのではなく、現場の実態に合わせて最適化することが成功の鍵です。
多くの人が体験しているかもしれませんが、100人収容の会議室に3人掛け机が並ぶ状況。ここに30人が参加する講義ですと、ほぼ間違いなく「1机1人」の配置になり、広すぎて距離感が生まれてしまいます。講義前は『双方向型で』と考えていても、実際には、その場で講師がレクチャー方式の変更を余儀なくされることがあります。講義や機器の準備については、常に単純な「参加人数」だけでなく「距離感や対話の深さ」も考慮する必要があります。
一斉講義・セミナー
大人数向けの一斉型(講演・セミナー・大型授業)
未だ多くの公的機関や教育現場で行われているのがこの形式です。参加者全員への視認性が最優先される場では、大型プロジェクターや大画面モニター、あるいは資料配布や手元PC(Zoom等)での画面共有が効率的です。
商談・レクチャー
少人数の商談・報告会・レクチャー
双方向の操作が不要で「伝えること」が主目的であれば、高価な電子黒板ではなく投影専用モニターで十分なケースも多くあります。また、手元の「紙資料」にメモを書き込みながら進めるスタイルは、今でも最も直感的で安心感を与えます。
特にオンライン商談が主流の現在では、手元PCでの画面共有がメインです。Zoomの「ホワイトボード機能」や「注釈機能」、Teamsの「Microsoft Whiteboard」などを上手く活用するのも非常にスマートで現実的な一案です。
双方向ワーク
双方向の会議・工程管理・ワークショップ
一方で、対面で集まり意見を出し合うワークショップ型の講義や現場会議、リアルタイムな工程管理などの場。ここで初めて、電子黒板(ミライタッチ等)の双方向性、大画面への直接書き込み、データの即時保存・共有といった真価が発揮されます。
しかし、いざ電子黒板を使ってダイナミックな議論や授業が始まったとき、あわせて重要になるのが「今すぐサッと書きたい」という人間の直感的な動作です。
2.「すぐ書きたい」思考を止めないためのホワイトボード併用
ICT化が進んでも、授業や研修を主導する講師陣やベテラン社員にとって、手書きのスピード感と書き慣れた感覚に勝るものは基本ありません。
「電子黒板のペンモードを起動して…」と一瞬もたつくだけで、議論のテンポや思考の流れは止まってしまいます。だからこそ、ダイナミックな情報共有やデジタルデータの活用は電子黒板に任せつつ、そのすぐ横に「直感的に即書き込める、取り回しの良い小型ホワイトボード」を配置する併用スタイルが、現場のストレスをゼロにします。
3.今、会議室・教育現場に求められる「魅せるホワイトボード」
併用をおすすめすると、「でも、従来の大きな脚付きホワイトボードは場所を取るし、オフィスや教室の雰囲気に合わない」と心配される方がいます。
従来の「脚が付いた大きな緑や白の板」は、邪魔になりやすく、洗練された現代の会議室やICT教室の雰囲気を壊してしまうこともありました。今選ばれているのは、移動がスムーズで、空間の質を上げるデザイン性と実用性を兼ね備えたプロダクトです。
| 馬印(UDアクティブパネル / 透明ボード)
オルガテック等でも絶賛された透明ボードなど、圧迫感がなく空間に圧倒的な高級感と先進性をもたらします。 |
コクヨ(Mobibo など)
オフィスの実用性と上品なデザインを完璧に両立。グループワークでの移動やレイアウト変更も自由自在です。 |
| オカムラ(GO-DO シリーズ など)
オフィス空間に自然と馴染むスタイリッシュな佇まいで、打ち合わせスペースの質を格上げします。 |
プラス(アルトトーク 等)
アクティブな意見交換を促進する、機動性の高いボード設計が魅力です。 |
伊藤サプライが提案する「電子黒板×デザインボード」の最適解
電子黒板(ミライタッチ)の正規販売店であり、同時にコクヨ・オカムラの代理店、そして日学・馬印と深いパートナーシップを持つ伊藤サプライだからこそ、偏りのないトータル提案が可能です。
- 最適な映像設備: プロジェクターや投影専用モニター、Web会議ツールの標準機能で十分な場所へ最適提案。
- ミライタッチ(電子黒板): インタラクティブでダイナミックなやり取りが必要な場所へ配備。
- 移動式ホワイトボード: 使い手の思考を止めないため、空間に映える移動式ホワイトボードをセット配置。
法人・学校・施設の電子黒板導入をご検討の方へ
機種の選定から、利用目的・環境に合わせた提案、設置環境の構築まで。
伊藤サプライの電子黒板(モニタク)についてご紹介しています。